一眼レフのカメラを買った人によく言うのが望遠レンズに関してです。
「何倍ズームのレンズ?どれくらいした?」
なんとなく望遠レンズのミリ数が長いほどいいとかかっこいいとか思ってませんか?
確かにサッカーのスタンドにいる記者の人たちのレンズは大砲みたいなのを三脚につけて、大きくてかっこいいイメージがあるのかもしれませんね。
他にもミリ数が長いほど一般的にはレンズの金額は高くなってきますので、単純に「高いものがかっこいい」というイメージがあるのかもしれませんが、あまりカメラの知識が無い人が長いレンズつけて撮影することはたくさんの弊害があります。
ここでは望遠レンズの効果と弊害についてお伝えします。
一眼レフカメラで望遠レンズを使う時の効果
望遠レンズをつけるとどんな効果があるのでしょうか?
よく、運動会などで聞くのは
「そんな大きなレンズつけてかっこええなぁ。プロみたいだな」なんていうのを聞きます。
実際大きなレンズや白いレンズなどを付けたりするとプロみたいに見えて格好いいのかもしれませんが、ここでの効果は見た目の話ではありません。
望遠レンズをつける効果は、
・被写体(写したいもの)に近づかなくても(近づけなくても)大きく写せる
が一番だと思います。
よく運動会で大きな望遠レンズをつけて後ろから撮影しているお父さんみますもんね。
一眼レフカメラで望遠レンズを使う時のデメリット
望遠レンズは大きく撮れるので位置を動かなくていいし便利ですよね。
でもメリットもありますよ。
大きい見た目になる分、かなり重くなります。
標準ズームだと300g〜800g
望遠ズームだと600g〜1,500g
と大幅に重さがちがいます。
荷物が重いのが苦にならない人もいると思いますが、私はなんでも軽くて小さいのが
理想です。重量が重たくなるのは私にとって十分なデメリットです。
実際にちょっとした移動などの時にも望遠レンズが重くとても労力を使います。
また、望遠レンズは長くなればなるほど金額も高くなっていきますのでメリットばかりではありませんね。
同じ長さでもF値というレンズの明るさによっても価格がかわりますが、
一般的に長い望遠レンズほど料金も高くなります。
これは私にとって大きなデメリットです。
機材は少しでも安いほうがいいですもんね。
デジタルカメラで望遠を使うときのリスク
望遠というのはカメラから遠い被写体を写すにはいい面もありますがりすが、
大きなリスクもあるんです。
それは「ブレ」です。
望遠レンズになるとぶれやすいんです。
これをみなさん目で確認する方法をお伝えするのでやって理解してくださいね。
望遠レンズが短いレンズよりブレやすいのを確認する方法
1 右手をまっすぐ床に平行にピンと伸ばしてください。
2 手の平を上下に10センチ程度動かしてください。
3 この時、手のひらが上下している量と肘のあたりが上下している量を見比べます。
このとき、
脇から近いところが広角レンズ。
肘のあたりを標準レンズ。
手のひらのあたりを望遠レンズだとします。
同じようにうごかしているのに、体から離れるほどたくさん上下しますよね。
一番体からとおい手のひらは一番上下してますよね。
これが望遠レンズがブレやすくなる理由です。
望遠レンズのまとめ
望遠レンズは見た目にかっこよく、大きく被写体を狙えるので使いたいですが、
デメリットとして重さがあったりブレやすかったりします。
背景がぼけやすいなどの効果もありますが
私は、できるなら標準までのレンズを使って、フットワークよくさらにあまり金額をかけずに撮影したいんです。
もちろん望遠レンズじゃないと撮れない写真もありますので、シーンにあわせて上手につかいわけましょう。