修学旅行でデジタルカメラが禁止の学校はまだまだたくさんあります。
それは、カメラ自体がとても忘れやすいものであるために、高価なデジタルカメラを無くしたり、また壊したりすると学校側としても大変だからです。
その点、使い捨てカメラ(写るんです)なら落としてもぶつけても、濡らさないかぎりはほとんど壊れませんし、無くしても2千円もいきません。
そんな理由で、修学旅行は使い捨てカメラのみ可となっている場合があります。
では、使い捨てカメラは最大でも39枚という限られた枚数です。その枚数をどのように使うのが一番いいのか、
また、何を写せばいいかなどを説明したいと思います。
使い捨てカメラの配分を考える
使い捨てカメラの大きな特徴。それは撮影枚数が極端に絞られるということです。
一番多くて39枚です。最近は普及率の関係でさらに少ない27枚撮りが多い気がします。
デジタルカメラだと一瞬で終わってしまいそうな39枚(27枚)の中で修学旅行で行く先々の思い出を記録していかなければなりません。
そうなると、使い捨てカメラを使う枚数の配分がとても大切になります。
□広島平和記念公園〜宮島〜遊園地という1泊2日の修学旅行だった場合を例に考えて見ましょう!
(学校から支給された使い捨てカメラが27枚撮りだった場合の参考例)
01〜04枚 行きのバスや電車
05〜09枚 広島平和記念公園内
10〜12枚 宮島行きフェリー
13〜17枚 宮島島内
18〜21枚 宿泊する部屋で
22〜25枚 遊園地
26〜27枚 帰りのバスや電車
実際にこう書き出してみると本当に少ししか撮れませんね。
でも、もしこんな配分であなたが撮影したならそれはとても有意義で上手な使い方です。
参考に合わせてどうぞ
逆に悪い例が
出発時の説明で、先生が
「今回渡すカメラは27枚しかありせん。よく考えて大切に使うように。。。」
と言われて、大切に大切にしてしまうパターン。
こうなると、もったいないとおもっているので、ほとんどの場所で1〜3枚くらいしか撮りません。結果帰るときにまだ10枚以上残っていて、帰りの電車で同じような写真をバシャバシャ撮るしかないという事になります。
それなら教室で撮ってもいっしょですもんね。
ベストは帰りのバスや電車に乗った段階で残数が2枚以下、仮に使い切っていてもいいと思います。そうすればちゃんと旅行の思い出が撮れています。
修学旅行に行ったら何を写せばいいの?
とっても楽しみにしていた修学旅行。
現場につくと、事前に学習していた建物や場所をみることができます。
教科書や参考書でみていたものが目の前にあります。
そこで使い捨てカメラをもっているあなた。
それは写したくなっちゃいますよね。
でもね。
これはあくまで私の意見ですが、その建物の写真、本当にいりますか?
あなたが写して数年後懐かしく感じるものって、その建物ではなく、その建物に一緒にいった友達や先生ではないですか?
その建物なら参考書や教科書、インターネットにもでているじゃないですか。
だから友人や先生といく修学旅行では建物だけ写すんではなくて、そこに友人や先生も一緒に写してくださいね。
参考に合わせてどうぞ
家族のために
あなたが修学旅行へ行ってる間、家族はとても気にしています。
そしてあなたが無事に帰ってきても
「どんなだったかな?楽しっかったかな?」
とやはり気になっています。
だから、たとえあなたががカメラ係になったとしてもあなた自身も写真に写ってください。
あなたがカメラ係だから、あなたのカメラだからあなたは写す側ばかりでないとダメということではありません。
あなたのカメラを友達や同じ班の人に渡して、あなたも写ってください。
あなたの家族があなたの楽しそうな顔の写った写真を楽しみしていますよ。
まとめ
修学旅行に使い捨てカメラを持って行ったら、
・枚数の配分をよく考える(帰りにたくさん残さない)
・友達や先生など人を写す(建物などを撮ってはいけないということではありません)
・家族のためにあなたも写真に写る
これができれば少ない枚数の使い捨てカメラでもとてもいい写真が撮れるのはないでしょうか。