車で走っていると、ガソリンスタンドやカー用品店などで
「クーラーガスチャージ。効き目がグンとかわる!!!」
みたいなノボリをよくみかける季節になってきました。
車のエアコンをみながら
「ついこの間まで暖房いれてたのにな」なんて思いますよね。
車のクーラーの効き具合のほとんどが、外気温や日向日陰で変わっているものだと思うのですが、
クーラーガスを増やすことによってそんなに冷え方が変わるものなんでしょうか?
車のクーラーガスは補充しないとダメ?
梅雨明けくらいから初夏になると、車のエアコンをヒーターからクーラーへ切り替えます。
そんな季節が結構好きなんですが、そん時に「クーラーガスチャージ」のノボリをみると
「クーラーガス入れないとだめかな?そろそろ入れよっかな?」なんて思います。
でも、車のクーラーガスは正常にクーラーがでている状態なら、入れる必要ないんです。
エアコンの効きが悪くなったと感じてからで充分です。
さらにいうと、ガソリンのように消費するようにつくられていないにもかかわらず、毎年必要以上に補充しつづけると、少し漏れていただけだったところの圧力が高まって余計にもれるようになったりする故障の原因にもなります。
ですので、普通にクーラーが効いている場合、ガスは補充する必要はありません。
ガソリンスタンドで進められても
「次回にします!」とかって断って大丈夫です。
クーラーガスのチャージ期間ってどれくらい?
基本的車のクーラーガスは、少しずつ漏れはしても、どんどん消費するようにつくられているわけではありませんので、車のクーラーガスの充填は毎年する必要はないんです。
しいてチャージが必要な期間をあげるとするなら、
車をひやすための冷媒(れいばい)は充填量は約400gなんですが、年間に年間6~7g漏れる程度なんです。
だいたい管理幅として100~150gの幅があるので、普通の状態であれば仮に年間10gずつもれても100gなので10年は大丈夫という計算になります。
だから車のクーラーガスの補充は毎年する必要はなくて、
さらには車が正常な状態だと10年間必要無いんです。
ただこれは車が正常な状態であることが前提です。
他にも配管の継ぎ目からも微量ですがもれています。
このあたりも含めてもし本当にクーラーの効きが悪くなったら補充しなければなりません。
車のエアコンのガス重鎮費用はどれくらい?
これは、そのガソリンスタンドやカーショップなどによって変わってきそうですが、カー用品店としても有名なオートバックスに問い合わせてみたところ、
だいたい¥5,000-位〜作業時間は1時間弱ということでした。
ただ、これは純粋に冷却ガスを入れるという作業だけで、もし他の部分の点検や作業も必要となる場合は別途見積もりになるようです。
それでもだいたい¥10.000ー前後だそうです。
もし、車検があるならその時にクーラーの効きが悪いことをつげて、ガスを一緒にいれてもらうと作業代金が安くなり、費用がぐっと抑えられますよ。
まとめ
夏が近づき、ガソリンスタンドやカーショップでクーラーガスのノボリをみても慌てる必要はありません。ほんとうに効きが悪くなったと感じてからで大丈夫です。
また、熱くなる季節にみかけるので夏にしかできないようなきがしますがもちろん依頼すれば他の季節でもやってくれますよ。
実際近年の夏の暑さはどんどんとひどくなっておりますので車のクーラーも効きにくくなってるのかもしれませんね。