グレーな空。シトシトと続く長雨。
庭に咲いた紫陽花をゆったりと眺めながら、縁側でしっとりと読書をたしなむ。。。
なぁ〜んてこと実際にはなかなかできません。
体調がおかしくなって体がだるくなったり頭痛がしたり、
外にも出られないのでストレスがたまり
なかなか梅雨を楽しむ余裕はありません。
普通は雨で外にも出られないので、部屋にこもってクーラーかけてダラダラしちゃいますよね。
ここでは、どうせダラダラするなら快適な環境でダラダラしたいので
「冷房」が快適なのか「除湿」が快適なのかを考察します。
梅雨のジメジメによって、より暑く感じるのは何故?
私たちが涼しを感じるのは冷気にふれた時や気温の低いところに移った時だけではありません。
暑い場所にいても、汗をかいて、その水分が体外へ蒸発されれば体の熱を奪います。
この時、涼しいと感じるのですが、湿度が高いと、体から水分が蒸発しにくいため体の中の熱が放出されず暑く感じます。
これが(湿度が高い)ジメジメしているとより暑く感じる理由です。
「冷房」と「除湿」はどちらが涼しいの?
エアコンについている「冷房」と「除湿」。結局どちらも気温をさげるのですが、どちらがより涼しく感じられるのでしょうか?
「冷房」は、室内の温度を急激に下げてくれます。
気温が下がれば快適のような感じがしますが、気温が下がっても背中に汗をかいたり、
足がふとんにくっついたりと気温の低下分ほどの快適さを感じません。(あくまで私個人の感想です)
「除湿」はどうでしょうか?
湿度が高い状態では、外気に水分が充満していますので、体内の水分(汗)が出るスペースが少なく汗をかきにくいんです。
除湿機を使うと洗濯がはやくかわきますよね。
体の中から熱が放出されることによって気温のとおりに涼しく感じます。
古いエアコンの除湿機能は、冷房運転を弱くしているだけだったので、
除湿機能を使用すると、とても肌寒く感じました。
今のエアコンの除湿機能は再熱除湿といって、弱冷房除湿を行った後に、
排熱やヒーター等を使用して、再度熱して温度を元に戻すようになっています。
これは湿度が下がると、とても涼しく感じる(寒すぎる)からだと思います。
それくらい除湿に効果があるんです。
(感じ方は人それぞれだと思いますが、私個人としては「除湿」の方が好みです)
私流、梅雨のエアコンの使い方
ジメジメグしてグダーとなったら、まず除湿(ドライ)運転。
初めは気温自体の下がり方が冷房よりおそいですが、小さな部屋ならすぐにききます。
しばらくして足がサラサラになったら弱めに冷房へ変えます。
このままほぼ付けっ放しにします。
少しの時間外へ出るよな場合もつけたままにします。
これは、電気料金にも関係します。
まとめ
まず、体の中から熱が放出されることによって涼しく感じられるので、はじめは除湿で汗の出やすい状態をつくり少し汗をかき、体の内側から冷ますことが大切です。
体の中から熱を逃がすことができればそんなに気温が低くなくても暑く感じることがありません。こうなれば弱めに冷房にします。