七五三の写真撮影やご祈祷に、家族で神社にお参りにいく時は、誰もが緊張したり時間がなくバタバタしたりして軽いパニックになったりすることがあります。
事前にできる準備で、当日少しでもリラックスできるようにやっておきたい事をおしらせします。
七五三の着付け後にまずすること
七五三の着付け後は、写真館で七五三記念の写真撮影をしたり、ご祈祷してもらうために神社に行ったりしますよね?
実はこの「移動」がとても厄介なんです。
着付けが終わった所にも、写真館やスタジオの中にも着付けの仕方がわかる人がいますよね。
それが写真館や美容室から一歩出た途端に、美容師さんがしてくれた着付けを直す役目を誰かがしないといけなくなるんです。
例えば、女の子の髪飾りや箱せこなんかはとてもよく落とします。
そんな時に、あなたは娘さんのどこにつけてあった髪飾りがおちたのかわかりますか?
なかなかわかりませんよね。
だから着付け後にはまず携帯電話やスマートフォンでササっと写真を撮りましょう。
崩れた時や落とした時に役立つ記録用写真の撮り方
1、頭から足先までいれた全体写真
2、女の子なら髪飾りの位置がわかるように前からと左右から撮影しておきましょう
3、女の子なら胸元から腰くらいまでを少しアップ目に
4、男の子なら胸のしたくらいから股までをアップ目に写しておく
これで着崩れしても物が落ちても写真をみてなおせますよ。
七五三の写真撮影終了後すぐに親が預かった方がいいもの
着付けが終わって写真撮影をしてからのご祈祷のお参りに神社へいく場合は、写真撮影終了後にすぐに親が預かった方がいいものがあります。
それは「扇子(スエヒロともいう)」です。
写真撮影の時に、扇子を広げて、胸の前にもったりして撮影したりすることがあるんです。
もちろん撮影がおわると開いていた扇子を閉じてさしてくれるのですが、子供は末広が撮影中に開くことを知ってしまっているので自分で抜いて扇子を広げようとするんです。
七五三で使われる扇子はちゃんと開きますが衣装のパックについている扇子はとても買われやすいものが多いんです。
その上、お子さんが開かないほうに無理やり引っ張って折ってしまうことがよくあるんです。
こうなると、
扇子が折れる
↓
ビックリする
↓
大人に怒られる
↓
子供が泣く
という最悪のパターンになってしまいます。
ですので、写真撮影をしないなら着付け完成後すぐ、写真撮影をするなら
撮影終了後すぐのおとなが扇子を預かりましょう。
扇子に興味を持ってしまった子ならそのまま帰りまで渡さなくても大丈夫です。
子供が機嫌が悪くなったり、泣いてしまうようなパターンになりそうなものは事前に大人が持っておくのが得策ですね。
ちなみに七五三の衣装のパックについている扇子は折って弁償になると1つが¥1,000
くらいだそうです。
ご祈祷してもらう神社に向かう車内で準備するもの
七五三のお参りにむかう車の中には事前に履き慣れたくつと、あれば長靴も準備推しておきましょう。
子供は足袋とか草履がとても負担になるんです。
だから神社へ向かう車に乗ったら足が痛くないかを確認し、嫌がるようなら普段のくつにはきかえさせましょう。
七五三くらいの小さな子が足袋や草履の代わりに靴を履いていてもだれも何も言いませんし笑いません。むしろ微笑ましくみてくれますよ。
雨なら長靴がいいですね。
できるだけ衣装を汚さないようにしましょう。
まとめ
七五三で怖いのは、慣れない着物を子供に着させることだと思うんです。
でも着せる作業は美容師さんなどにおまかせしてあとはその状態をキープすることをこころがけましょう。
そのためにも出来上がりの完成形はかならず撮影しておきましょう。
写真でみられるということが安心にも繋がりますし、落としてもそんなに強く怒らなくてもすみます。
扇子は本当によく折れるので撮影終了後は大人が預かっておいた方が無難です。
折ってしまうこともありますし、扇子で遊んで忘れてくることもよくあるんです。
写真撮影が終われば、神社でのご祈祷の最中も私の地方では使いませんので親がもつようにしましょう。
でも神社内で家族で写真を撮る時などは帰る直前に持たせて写真を撮りましょう。
お子さんの足元は慣れたものを履かせてあげてください。
ただこればかりは全然苦にならないお子さんもいますので、
撮影時の様子や車の中で確認してあげてください。
せっかくの七五三参りの日なので誰もがあまりピリピリすることなく、楽しくでればいいですね。