昨年ですが、とても興味深い喪中ハガキが届いてました。
普通、喪中ハガキが届くと
「あぁ年賀状ださないように気をつけないと。。。」って思って年賀状のリストにチェックを入れたりするんですが、昨年届いた喪中ハガキに
年賀状は気にせず送ってくださいと書いてありました。
これをみたときに「すごいな!」と思いました。
その時に自分も喪中ハガキを出す時がきたらじっくり考えようと思いました。
みなさんはどう思われますか?
実際にもらった私の感想などをお伝えします。
喪中ハガキに「年賀状送ってください」って書いてあった
昨年届いた喪中ハガキに
本年〇月に祖母〇〇が〇〇歳にて永眠いたしました
平素のご芳情に厚く御礼申し上げますとともに
明年も変わらぬご交誼のほど謹んでお願い申し上げます
この後に、
なお 皆様からのお年始状は楽しみにしておりますので
こちらの喪中に関係なくお送りいただけましたら幸いです
平成〇〇年〇月
と書いてありました。
これをみて
「へぇ〜。こんなのがあるんだ」と素直に驚きました。
私自身もその人からの、ご家族の写真入り年賀状を毎年楽しみにしておりましたので、少し残念だったのですが、きっとその人にとって年賀状は新年の大切なものなんだなと思いました。
喪中ハガキをだすのは何親等までか
さて、今回の場合、喪中の人が、誰でも、自分が年賀状が好きだからとか欲しいからと言う理由だけで、楽しみにしているので送ってくださいと伝えてもいいかというとそうではないと思うんです。
亡くなられた人が何親等かとかどれくらい近い人かというのがとても重要になります。
一般的に、喪中ハガキは2親等の祖父母、孫、兄弟姉妹くらいまでです。
しかも、2親等なら喪中(喪に服す)期間はだいたい3ヶ月〜半年が一般的ですが、結局は故人との間柄や同居かなどいろいろな要因で決まりますし、本人の気持ち次第というところもあります。
この方の場合、計算上8ヶ月以上たっていましたので、実際には、喪中葉書でなくてもよかったのかもしれません。
でも喪中はがきにされてるのは関係が近かったんのでしょうね。
喪中ハガキに年賀状のくださいと書いてあって感じたこと
・マイナスイメージはあったか?
普通、喪中の家には年賀状をおくらないのが一般的ですよね。
「Happy New Year」も「あけまして おめでとうございます」も喪に服されているところにはふさわしくないですもんね。
でも、この
「なお 皆様からのお年始状は楽しみにしておりますので
こちらの喪中に関係なくお送りいただけましたら幸いです」の文章から
前向きに頑張っておられるんだなというような明るいイメージを感じました。
もともと私自身が習慣やしきたりをあまり気にする方ではありませんので特にマイナスのイメージはありませんでした。
・プラスのイメージはあったか?
もらってすぐは「エッ!?」と驚きましたが、その文章で明るくがんばっているよっていうようなイメージも感じました。
プラスと言うほどの感じではないですが、亡くなられたのがおばあちゃんだったことや、遠くにいることなどを知っていたのでそんなに気になりませんでした。
喪中ハガキで年賀状を催促するかのまとめ
まず、自分は故人との間柄が近ければこの一文は書きません。
もちろん、こちらからも年始のご挨拶は控えさせていただきますと書き、
年始の挨拶のやりとりはしません。
ですが、祖父母だった場合はもしかしたら私も年賀状が見たいので年賀状送ってくださいと入れるかもしれません。
きっと家族もどちらでもいいというでしょうし、親戚も何も言わないと思います。
結局は私自身の意思だとおもいました。
でも、ご年配の方にはよく考えた方がいいかもしれません。