お盆のお墓参り。嫁ぎ先の方しか行けないのが嫌になって。

毎年お盆になると行くお墓参り。

ご先祖のお墓に行って、お線香を立ててお参りするという行為は、
特に嫌いではなく、気分が少し晴れやかになる気がして、
むしろ好きなんです。

ですが、ここ最近はとてもモヤモヤしたものを感じるんです。
私が感じるお盆のお墓まいりのモヤモヤとは。。。
また、それが今はどういう心境に変わったのか。。。

スポンサーリンク

自営業で休みがない我が家のお盆のお墓参り

我が家のお墓参りは基本8月13日の朝6:30ごろに行きます。
それがいいのか悪いのかはわかりませんが、家が自営業で休みがなく、
店を朝8時から開けていますので、
家から30分くらいのところにあるお墓を参って帰ってくるには早朝6:30に家を出てでぎりぎりなんです。

6:30に家をでるまでにご飯をたべるので、よそのお宅はお盆休みでのんびりされてるのに我が家は普段より忙しいです。

嫁いで数年は

「まぁお嫁に来たんだから。。。」と言い聞かせてはいたんですが、

子供が大きくなるにつれだんだん文句を言い出し、

先日には

「お母さんの方は1回もいたことないけどいいの?それがいいんなら墓参りなんていかなくてもいいやん」

と言われてしまいました。

それを聞いて私は

「そうだそうだ。お墓まいりなんてやめよう!」とはおもわず
「ん?そういえば実家のおじいちゃんのお墓は全然いってないぞ。。。」

と思ったんです。

嫁ぎ先の知らない祖先のお墓は毎年決まった日に雨が降ってもどんなに用事があっても必ずいくのに。。。

お盆のお墓参り。嫁ぎ先のみ行くのが許せなくなり

先日、「私の実家のお墓を参らないのなら、主人のお墓もいかなくていい」と子供いわれたときから、ここ何年も自分の実家のお墓をそうじしていないという思いが頭から離れなくまって来ました。

そしてだんだん気になって旦那に「たまには私の実家のお墓も参りたいから今年は12日の夕方にでて、実家に泊まって、朝お参りして帰ってこよう」と持ちかけました。
すると主人は
「親にいってくれ」とあまり興味もなさそうかつ、私の思いの大きさを全然感じていませんでした。

そこで義母に思いの丈を打ち明けました。
普段、気兼ねなく話せる義母でとても感じがいいんですがなぜかこの時ばかりは少し声を荒げて

「あなたは嫁いできたんでしょ。ウチのお墓を参るのが当然じゃないの!!!」

と言われました。

この出来事がとてもショックで泣いてしまいました。

スポンサーリンク

お墓参りの仕方を嫁ぎ先に提案してみて学んだこと

嫁ぎ先の義母に自分の実家のお墓と1年ごとに交互に参って挨拶や掃除がしたいと言ったところ拒否されてしまいました。

そのことを実家の私の母に伝えました。
私はてっきり私の意見に同意して慰めてくれるものだと思っていたのですが、

実母も
「それはあんたが自分のことばかり考えてるんだから怒られてもしょがないよ〜。
だって、義母さんもきっとおんじ事をしてきたし、感じてきたんでしょ?」

「ウチのお墓はちゃんと見ておくから、あんたはそっちのお墓のことを守っていくのよ。
こっちは帰ってこれることがあったら寄ってくれるぐらいでいいよ」

「郷に入れば郷に従えって知らないの?今度は義母さんにも一緒にお墓まいりに行ってもらって、掃除の仕方やお花のいけ方、他にもあんたが知らないことがあるかもしれないからしっかり見せてもらいなさい。。。」

とまた少しきつめの口調でいわれました。

しばらくたって気づいたんですが、実母さんも同じことをしてきたんだなぁ、、、と。

まとめ

それから義理さんといっしょにお墓まりに家族全員でいきました。
とっても喜んでくれて「お盆は無理だけど今度帰ってお墓参って来なさいね」
と言ってくれました。

こうなって考えてみると、
嫁ぎ先ばかりお墓参りに行っていることが優先しているということではないような気がしました。
先祖代々、嫁いで来たほとんどのお母さんが同じおもいだったんだろうし、同じことをして来たんだと思います。
今でも実家のお墓のことは気になりますが、とりあえず私は嫁ぎ先のお墓を守ろうと思いました。

そして、実家のお墓は気にかけておいて、帰れる時にお参りしようと思いました。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。