喪中の間は、いろいろとしてはいけないと言われていることがありますよね?
そんな中で予約してしまっていた旅行はキャンセルすべきなんでしょうか。。。
旅行に行くような気分に慣れない人もいるでしょうし、親族とはいえそんなに親しくない間柄の場合もあると思います。
実際にいろいろな面から考察してみようと思います!
喪中に旅行にいってもいいの?
・法律的には・・・
もちろん問題ありません。
「参考・・・」
明治初期に発令された太政官布告(だじょうかんふこく)又は太政官達(だじょうかんたっし)に忌中(家族が亡くなって、喪に服し、慎んでいる期間で一般的には、亡くなってから四十九日間といわれています)の間は、自宅に謹慎する期間と定められていましたが昭和22年に廃止されております
・風習的には
この太政官布告(だじょうかんふこく)又は太政官達(だじょうかんたっし)の影響もあるのかもしれませんが、喪中(1年以内に身内を亡くした人)や忌中(仏教では49日、神道では50日以内に身内を亡くした人)は、「お祝いごとは控える」とか「派手なことは避ける」とされているので、もし旅行に行かれるならご近所の目は気にされた方がいいかもしれませんね。
もちろん、家族での旅行ではなく、友人と行くという場合や、会社での旅行などの場合は家族に相談されてからのほうがいいですね。
喪中に旅行にいくのは不謹慎?
先ほどお伝えしたように、法律的にはなんら問題ありませんよ。
でも、もともと日本人は、それが忌中や喪中にかかわらず派手なことを嫌うというか妬みますよね。
例えば、高級車を買うとか、豪華にリフォームするとか。。。
それが、喪中ともなると、ご近所の目は落ち込んでないか?とかかわいそうに。。。
たいへんだなぁと哀れんでくれます。
そんな中旅行にいくのであれば、それがかなり前から予定していたものであれ、ご近所さんや周りの方の印象を考えればおとなしめに行った方がいいのではないでしょうか。。。
喪中の旅行をキャンセルするか行くかをどう決める?
私の意見としては、流石に忌中(49日)まではいかない方が良い気がします。
理由として、その亡くなられた方との間柄もあるとおもうのですが、親族の誰かがが亡くなる
ということは精神的にもとても辛いものです。
いくらまえまえからの計画や予約であれ、それが楽しめなければ意味がないと思うからです。
喪中の期間であれば、その旅行に行かれるメンバーで話し合ってきめればいいでしょう。
そもそも喪中とは、期間的には1年間とされていますが、沈んだ気持ちがある程度おさまった段階で随時普通の生活に戻していきます。
それは仕事などもそうですし、ご近所付き合いもそうです。
ですので、喪中であれば、その旅行を計画されたメンバーが行こうという「気持ち」になれるのなら行っても問題ないでしょう。
また、旅行に関して言えば、旅行には人を元気にさせたり気分転換させてくれます。
ですので、たとえば気持ちが滅入ってしまっている人やずっと看病されていた方なんかと
気分転換に旅行にいかれるのは私は大いに賛成です。
おそらく故人も、早く気分を入れ替えて楽しく生活していってほしいと思っているだろうと考えるからです。
喪中に旅行に行ってもいいのかのまとめ
喪中であれば、その旅行に行くメンバーが決めればいいと思います。
まず、旅行に行こうと思える心理状態かとか、もちろん家族旅行でないのなら家族の意見は聞いたほうがいいです。
もし家族旅行ならあまり派手にならないようにしたほうが、ご近所的にはいいかもしれません。
それぞれの気持ちを大切にして行かれるもよし、延期されるのも判断だとおもいます。