うちの子供は読書が嫌い(漫画は大好き)で、毎年でる夏休みの宿題の読書感想文が
いつもギリギリになってしまいます。
毎年「1番にしなさい」とは言っているんですが。。。
もう時間が少なすぎて、自分で読んでそれを書かせたくなるんですし、子供もそれを期待してますがそれでは子供の力になりません。
自分で読んでちゃんと感想にしてほしいんです。
そんな時私がやっている、時間がないけど、とりあえず原稿用紙をあらすじ丸写しじゃなくて自分の言葉でうめられる読書感想文の書かせ方をご紹介します。
読書感想文の宿題がギリギリな子供に手伝ってといわれたら
提出期限もギリギリの2日目に
「あぁ〜読書感想文無理〜。まだ本も読んでないし。書くの手伝ってぇ〜」
と頼まれます。本当に時間がありません。
こんな時は、まず本のあらすじだけを読ませます。
この時だけは、いくら嫌がっても、途中で逃げだしそうになっても集中して読ませます。
そのあと
「どんな話だった?」と聞くと理解できているのかいないのかわかりませんがあらすじを話してくれます。
その話してくれた内容を聞いていてある程度わかってそうでもちょっとだけ本当に内容がわかってるのかの質問をしてやります。
それで的を得た答えがかえってきたらOK。
ちんぷんかんぷんな適当な答えが返って来たらもう一度読ませます。
そして、きちんとした答えが返ってくるまで読ませます。
ここだけでもきちんとさせておけば大まかな本のあらすじが
なんとなくわかっているはずなんです。
でもそれだけでは読書感想文は書けないんです。
もっとあらすじをわかりやすくさせるために
ここまでであらすじだけがなんとなくわかっている子供に、そのあらすじをもっと身近なものにするために登場人物を子供の知っている人に変えて話をさせます。
この時、
ほんとに短時間でいいですが登場人物の主人公は自分、あとふたりはそれにあいそうな人を子供と一緒に考えます。おじいちゃんでもお友達でも近所のお兄ちゃんでも構いません。この配役決めがけっこう楽しんです。この配役決めでああだこうだとはなしているうちにだんだん話の内容がより深く分かってくるし、興味もわいてくるんです。
すると話がぐっと身近になって、子供があらすじに出てくる人柄のこととか、なんでの人を選んだとか、もっと深くそのひとだったらどうするかなぁとか勝手に話をし始めるんです。
私は読書があまり好きではない小学生の大半が、その話の中に入れていないからだと思うんです、だからあらすじをよんで大雑把に話の内容を把握させ、さらに登場人物を自分で決めさせることによりグッと物語の登場人物の気持ちがわかるようになるんです。
読書感想文で書く登場人物の気持ちをかかせる
私は読書感想文は、読んだ人にあらすじを伝える必要はないと思っています。
その本の中で感じた登場人物の1場面での気持ちと自分の気持ちを比較させてその内容を書けばいいと思ってます。だから本の内容はほとんどでてきません。
でもけっこう褒められてくるんですよね。
具体的には、
・自分で入れ替えた身近な人の登場人物の中で誰が気になったか人のことを書かせる
・その人のどの場面の何が気になった(気になる)かを書かせる
※あらすじしか読んでないので結果がわからないことが多いですが気にしません
・本の内容とは関係なく、その場面なら自分がどうするかを書かせる
・最後にもう一度、入れ替えた人物を本の登場人物の名前にもどす
これが2人分もしくは2場面か3場面あればコンテンツ的にも字数的にもだいたい足ります。
最初にその本を選んだわけと最後に自分はどうするかを書かせて完成です
読書感想文の書き方をを親子で考える時のまとめ
うちの子は、あらすじをある程度理解させ、登場人物を身近な人に置き換えることができると、
少し本の内容に興味がでてきて、中も目次をみながらさらさらと読んでいました。
結局、いかにその話を身近なものにして入り込ませるかということなんだと思います。
こんな風に自分の考えや気持ちが多くかかれた感想文は面白いものになることが多いです。
それに子供と登場人物の身近な人への置き換えをあれこれ話しながらするのは子供の感じていることがわかったり一緒にに楽しめるのでおすすめです。