子供が自然学校で少しでもゆとりがもてるように事前に教えておきたい事

子供が自然学校にでかけるとき、
4泊5日も大丈夫なんだろうか?無事に帰ってくるかな?体力持つかな?
と不安ですよね。

お子さんが、自然学校をゆとりを持って進めていけるように、あなたがお子さんに教えてあげられるアドバイスをお伝えしますのでぜひお話してあげてください

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自然学校で時間がかかりゆとりをなくす作業とは

自然学校中は、当たり前ですがガスコンロやIHヒーターは使えません。
釜で火を起こして、なんでも調理しないといけないんです。

そんな状況の中で、料理経験が初めてに近い小学校5年生が料理をするわけです。
そりゃぁどうしても時間がかかってしまいます。

このなれないご飯作りに時間がかかることにより、
そのあとの工程に遅れが出たりとか、精神的に疲れてしまって
ゆとりがなくなるのではないでしょうか。

この飯盒炊爨での火起こしがとっても時間がかかるんです。もちろん食材の準備や切る作業もそうですが、小学校5年生というとマッチを擦った経験が絶対的に少なく、また最近では火を直接見る機会も減ってきてますので極端に怖がったりする子もいます。

ですから、飯盒炊爨で時間を短縮するには火起こしの時間をいかに短くできるかがキモなんです。

自然学校の飯盒炊爨の時間を短くするには

5年生にもなると、たまには手伝わずに遊んでる子も少しはいるでしょうが、班ごとの食材や機材の準備の時間にそんなに違いはありません。

では、何で料理の仕上がりの時間に差がでてくるんでしょうか。

それは飯盒炊爨での火起こしの時間と火の番をする子の差だと思います。

まず小学生がする飯盒炊飯の火起こしがとっても時間がかかるんです。
小学校5年生というと、マッチを擦った経験が絶対的に少ないので、上手に擦れない、また最近では火を直接見る機会も減ってきてますので、火が着いた途端に極端に怖がったりする子もいます。

ですから、飯盒炊爨で時間を短縮するために火起こしの仕方を教えておく必要があるんです。
もちろん学校でも教わっているはずですが、もう一度家で子供にきっちりと教えたほうがより確実です。

では。

飯盒炊爨での火の起こし方をおさらい

1 釜に入れる細い木を探します

2 釜に木を組む
 (この時、釜が鉄の網で上下2段に分けられていたら上の段に木を組みます)

木の組み方

・持参しているであろう新聞紙半分くらいをソフトクリームみたいにやわらかく巻きます

・その新聞紙でつくったソフトクリームを細い部分が下になるような感じでおく
(火がつきやすいような乾いた木のうすかわでもいい)

・その上に手持ちの一番細い木を新聞紙の上で交差するように立てて置いていく

・さらにその上にもう少し長めの(先ほどよりはすこしだけ太くてもいい)木を先ほどと同じ ように真ん中で交差してそこが高くなるように立てて置く
以上 この下から順に新聞紙、細い木、もう少し長く細い木を組みます

3 いよいよ新聞紙に点火
 そのあと1番上の木まで火が回ったらその上にまた木を立てておく
そこからは火を絶やさないように木をできるだけ立てるような感じで真ん中を高くして置いて行く

【注意】
・初めから太い木にダイレクトにマッチからはほとんどつかない
・木を追加するときはできるだけ立てておく
・周りにある草などを抜いていれたりしない(水分があるし、煙がひどい)

これを守ればそんなに時間をかけずに火が起こせます。
そのまま飯盒炊飯がスムーズにいきますよ


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飯盒炊爨がはやくできるとどんなメリットがあるの

飯盒炊爨の準備ができるとそこからはいいこと尽くめです。

・ご飯が早く食べられる
・はやく片付けに入れる
・他の班が食べ終わるか、片付け終わるまで休憩。
・この空き時間で次自分が何をするのかを確認できる
・班で活動するならどうするかなどが先に話し合えます

時間ができて「ゆとり」ができてますよね!

火を早く起こすができたら、本当にいいことばかりです。

まとめ

これから自然学校に行かれるお子さんに、火の起こし方、もっと細かくマッチの擦り方や木の組み方などを教えてあげてください。

それができれば、お子さんはゆとりある自然学校を過ごせるはずですよ。

元気でひと回り大きくなって帰ってこられるおこさんの姿を楽しみにおまちくださいね

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