冠婚葬祭の決まりごとや習わしって難しいですよね。
初盆(家族が亡くなってから初めて迎えるお盆のこと)には、たくさんの方が家にお参りに来てくださったり、お供えを送ってくれたりしました。
お供えをもらったはいいけどどうすればいいの?
初盆でお供えをいただきた時にお返しをする時期やタイミングはいつなんでしょうか?
こちらでご紹介します。
初盆に家でお供えをいただいた方へのお返しの時期
私の家は田舎なので、初盆の時には親戚はもちろん、ご近所さんや故人の同級生、他に所属していた会の方々のどとてもたくさん来てくださいました。
私の実家にはお仏壇があるので、そこでお線香をあげてお供えをしてくださいます。
そんな方にどのようにお返しをすればいいんでしょうか?
このような人には、帰られる時に手土産として「粗供養」(私の地方ではそくようといいますが「志」というところもあるようです)を渡します。
※私の地方では粗供養といいますので粗供養とさせていただきます
粗供養は、お焼香に来られた際にその場でお持ち帰りいただくので、事前に準備しておかなければなりません。
事前に準備するとなるとある程度の個数の把握が必要になります。
当然、いきなり来てくださる方もいるので多少多めに準備しておかなければなりません。
我が家では、通夜と葬儀でお世話になったギフト屋さんにお返しをお願いしたのですが、そのギフト屋さんがお盆前後1週間で渡した分の後精算でいいと言ってくれたので、少し多めに準備していました。
それでも足りなくなって追加しました。
こういう個数のわからない物の発注は心のしれた地元の業者さんが心強かったです。
初盆にお供えを送ってくださった方へのお返しはいつ頃?
お盆自体が地域によって旧暦の7月中頃だったりする場合もありますが、私の地方では8月13~15日頃とされています。
私の家の場合はお盆前からお供えが届きはじめ、8月20日頃まで届きました。
大体25日くらいまでで一度締めてお返しの発送準備にかかりました。
実際には物を送り返さなければならない程の高額なお供えと、物を送ると送料やらで赤字になりかける人などバラバラでしたので、家族で話し合ってお礼状だけにする人、商品を送る人など分けました。
物を送る人は、お世話になったギフト屋さんに我が家に送って来た送付状に金額を書いて渡せば住所などを打ち込んで発送してくれるということだったのでとても楽でした。
もしかしたら普通だったりよくあるサービスなのかもしれませんが、とってもありがたかったです。
初盆のお供えのお返しは何をしたの?
では実際になにを初盆のお供えのお返しにしたかですが、
家にご焼香に来てくださった人、
お供えを送ってくれた人でちがいますので分けてお話します。
家にお参りに来てお供えをしてくれた方へのお返し
これは、その場で金額をみてお返しをわけたりすることはできませんのであらかじめ同じものを準備します。
我が家ではギフト屋さんに相談したのですが、食べられる消えものにするのだそうです。
焼き菓子のセットのようなものをされるところもあるそうですが、そうめんが一番人気だそうです。
理由として、
・定番であるため気を使わなくてもよい
・あまり嫌いな人がいない
・見栄えする
などがあるようです。
ですので我が家でも1,000円程度のそうめんとのりを準備しました。
お供えを送ってくれた方へのお返し
お供えを送ってくれた人へのお返しは、
金額に合わせてカタログにしたり、100%ジュースの詰め合わせを選びました。
さらにお線香や見た目の判断ですが¥2,000ー以下のようなお供えにはお礼状を送りました。
あと、小さいお子さんがいる若い人には、ちょっとかわいい目の焼き菓子を送りました。
まぁ、
「お返し何が来た?」なんて親戚同士や知り合い同士で話すことはないと思いますので、金額や親密度で決めました。
初盆のお返しの時期のまとめ
お参りに来てくれた人には、当地方では粗供養という手土産のようなものを帰りに渡します。
お供えを送ってくれた人には、金額や親密度に合わせて、できれば月末までに送ります。
合わせて、お礼状を送る人にもお盆の月の間におくりました。
遅くならないのが礼儀かもしれません。