七五三の写真撮影。
着付けも順調に終わりいざ撮影とスタジオに向かおうと雪駄や草履を履かせようとしたら大泣き。
イヤイヤが止まらなくなって撮影ができません。
このままだとせっかく着た衣装が着崩れしてしまいます。
そんな時に試してみたいことをご紹介します。
753撮影で子供が雪駄や草履を履くのを嫌がる理由
子供はどうして雪駄や草履を履くのを嫌がるのでしょうか?
考えられる理由は何パターンかありますのでお子さんがどのパターンにあたりそうか考えてみてくださいね。
【雰囲気的な理由】
・慣れない履物で怖がっている
・スタジオにきたら急にたくさんの人のかわいいの歓声でびっくりした
・なんとなく今から何かされるのを感じ取って泣いている
【実際に足の感覚が理由】
・親指と人指し指に鼻緒が入らない
・足袋がずれる
・雪駄の足触りになれない
・草履の傾きに慣れない
これらの理由が考えられます。
実際にはこんなにきっちりわけられなくて、
緊張してさらに慣れなくて泣いてるってこともあるでしょうね。
じゃあなんとなく嫌がる理由がわかったところでどうやって雪駄や草履を履かせるのでしょうか?
七五三で雪駄や草履をはかせる技
履かない理由の大半は雰囲気や気持ちの問題が大半です。
なのでお父さん、お母さん。
最初雪駄や草履が履けなくても絶対に怒らないでくださいね。
余計に気持ち的に追い詰められてイヤイヤがひどくなります。
・スタジオ内を足袋でゆっくり歩いてみる
まずは5分でもいいので足袋で少しスタジオ内を少しだけゆっくりお子さんの手を引いてお散歩しましょう。この時ゆっくりと楽しい雰囲気で歩いてください。
子供は大人のピリピリした雰囲気を感じ取りますのでここは焦らずゆっくり馴染ませます。
・少しなれたら雪駄や草履を履かせてみる
この時も絶対あせってはいけません。ご両親のひざにのせるか座らせて向かい合うようにして
、ちゃんと親指を開いて履かせてあげてください。それでも嫌がる子はたくさんいます
・立たせてみて鼻緒がちゃんと指の間に入ってるのを確認して軽く壁などをキックさせて
奥まで履かせる
(ちゃんと奥まで鼻緒がはいると大丈夫なお子さんもいます。途中で止まっていると嫌がる原因になります)
・事前に準備したシールを足袋と草履にはり合わせさせる
お子さんの好きなシールを事前に準備しておいて、足袋の足裏と雪駄や草履の足を奥あたりにシールをはります。それを「チューさせてあげて」といって重ねさせる。
軽いゲーム感覚にしてあげることですんなりはけてしまう子もいます。
・事前に準備した鈴をつける
履いたときにに音がするように鼻緒に鈴をつけます。
もしかしたら写真に写るかもしれませんが履けないよりは全然まし。
鈴がなるのが嬉しくて歩き出す子もいますよ。
何点かの技をご紹介しました。
どれかが当てはまって履けたらいいですね。
それでも嫌がって雪駄や草履を履かない時は
いろいろ試してみても履けないお子さんもいます。
そんな時は。。。
・撮影ポイントに抱っこしてつれていき雪駄や草履の上に下ろす
カメラマンさんにどの位置で撮影するかを聞いてあらかじめその場所に履物をセットします。
そこに抱っこしてつれていき上からおろします。鼻緒がとおってなくても雪駄や草履の上に立ってとりあえず写真をとってもらう
・足袋でとってもらう
もうこれはとりあえず足袋でとってもらい、撮影されるのになれてくると履ける子もいますので調子をみてときどき履くのにチャレンジしてみる
それでもダメならもう足袋のみか運動靴でも仕方ないかもしれませんね。
七五三で嫌がる子に雪駄や草履を履かせる時のまとめ
どうしても小さな子供は、スタジオのようなたくさんの大人がいて、自分にいっぱい話しかけてくるところは病院のようなところと思いがちで最初から緊張ぎみです。
雪駄や草履を履かないのも、慣れないという理由もあるのでしょうけど、実際には雰囲気や大人の圧力によるものが多いです。
いくら子供がないても、大人はいらいらせずに笑って履いてくれる時を待つぐらいの余裕がある方がいいです。
ここに挙げたどれかの方法で皆さんのお子さんが雪駄や草履を上手に履いて、七五三の記念の写真がにっこり笑って撮れますように。
七五三の記事「一気読み」