インクジェット印刷と銀塩写真の違いは?水害でも残ったのは?

最近は写真をプリントする機会も減ってきましたねぇ。

スマートフォンで撮影してそのままLINEで送ったりとか、いろんな所にアップしたりできるのでプリントする必要性が極端に減っています。

でも、ここ一番ではやっぱり印刷しますよね。
結婚式の写真をあげるとか、何かの行事を写真にしてアルバムに閉じてあげるとか。
そんなとき、あなたはどうやってプリントしますか?

写真の出力の仕方には大きく分けてインクジェット出力と銀塩出力があります。
いったい何がちがうのでしょうか?

水害で水に浸かっても画像が消えなかったのはどちらでしょうか?

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インクジェットプリントと銀塩プリントの違いは?

ここでは、写真の印刷方法でメジャーな2種類のプリント方法を紹介します。

【インクジェットプリント】
これは、印刷用紙の表面に、プリンターからインクをとても細かく吹き付けて画像を描き出す方式です。
インクにはそれぞれの用途や金額によっていろいろあり、顔料や染料インクなどの種類があります。また、インクジェットプリンターには小型のものからA1以上のものも印刷できる大型のものまであり、搭載できるインクの種類も4色〜12色ぐらいまでと金額に応じて様々です。

結局、どのプリンターに関しても、紙にインクを吹き付けて絵をだしています

【銀塩プリント】
銀塩プリントは、用紙ではなく紙にいろいろ化学薬品を塗って、光に反応する表面を持った
印画紙というものを使います。

印画紙に画像の情報を持った光をあてることに表面が感光します。
この感光した印画紙を現像液や停止液などの専用の液を通すことで画像が現れます。

つまり、銀塩プリントとは、印画紙に光をあてて、その光で感光した部分が専用の薬品に浸すとによって画像があらわれます

写真になってしまえばわかりにくいですが、画像がでてくるまでの工程は全く違いますね。

どこでプリントできるの?

インクジェットプリントと銀塩プリント。どこでプリントできるのでしょうか?

【インクジェットプリント】
インクジェットプリントは、インクジェットプリンターさえ買えば家でプリントできます。
昔はパソコンがないと印刷できないものが多かったですが、最近はインクジェットプリンターに直接SDカードやその他のメディアを差し込んで印刷できるものが増えています。

その他にも最近は写真のプリントショップでも業務用にインクジェットプリントを入れているところもあります。

1枚あたりのコストは高くつきますが、業務用インクジェットプリンターの方が導入費や維持費が安くつくからだそうです。

【銀塩プリント】
銀塩プリントは、銀塩写真とも言われるように、従来からの薬品による化学反応をもちいてのプリントになりますので、写真館やプリントショップ、大型カメラ店のような専門のところでしかできません。

ちなみに、銀塩プリントをプリントするのにはミニラボとよばれる専用の機械があります。
この機械がとても効果であり、また専用の印画紙を使いますので導入費は格段に高くなります。


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水害などで水に浸かっても大丈夫だったのは?

最近は、ゲリラ豪雨や長雨などにより思い出のつまった写真が水に浸かったりします。
そんな時に家族の懐かしい写真がでてきたり、蘇らせたりしてニュースになったりしますよね。

あれらのほとんどが銀塩写真です。
銀塩写真は、色々な薬品による化学反応で画像が浮かび上がったあと、水洗いして乾燥させてるんです。

なので、仮に水に浸かってしまっても、もう一度乾かせばなんとか画像がみえる状態に戻るんです。

このあたりは銀塩写真のいいところですね。

ただ、プリントショップがインクジェットプリンターに押され激減しているという事実がります。

今の間に銀塩プリントを試しにしておいたほうがいいかもしれませんね。

インクジェットと銀塩写真のまとめ

インクジェット方式は紙に色を吹き付けるためとても導入がしやすいです。
また、発色が銀塩写真に比べて鮮やかだと言われています。

銀塩写真は色の深さと耐光性、耐水性がつよいですがだんだんとプリントショップがへってきています。

今後はどうなていくのでしょうか?

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