これから受験生となる子供を持つ保護者として、このニュースはとてもショックでした。
2018年3月26日付けで、従来型の英検が、大学入学共通テストの民間試験団体の試験審査で不合格となったと発表がありました。
現在中学2年生の子を持つ保護者ですが、中学校入学時より
「英検受けろ。英検取っておいたら絶対損しない!」と私自身が子供に進めてきましたし、
学校より大学入学共通テストになるという話を初めて聞いた時も、英検が有利との話を聞いておりました。
現在、準2級まで取得していますが、大学入学共通テストでは効果をもたなくなるのでしょうか。。。
受験として効果が無くなっても学力向上のわかりやすい指標となりますので今後も受験させる気持ちではいますが。。。
ところで「大学入学共通テスト」ってご存知ですか?
まだもう少し先ですし、準備段階のような感じでしたので深く調べてはおりませんでしたが、
今回の英検の件で気になりましたので調べたまとめです。
※(2018年3月時点での情報です。おそらく今後変更されて行くと思います)
大学入学共通テストご存知ですか?
2020年度で今現在行われている大学入試センター試験が廃止され、2021年度の大学入試では、その代わりとなる「大学入学共通テスト」が実施されます。
大学入学共通テストでは、
『学力の3要素』
1.知識・技能
2.思考力・判断力・表現力
3.主体性を持って多様な人々と 協働して学ぶ態度
を育成・評価するために
マークシート方式だけではなく、従来のセンター試験にはなかった、記述式問題のが行われるようです。
思考力・判断力・表現力を中心に評価する問題を多く出題すると全体的に試験の難易度はあがるそうです。
また、英語については、
英語によるコミュニケーション能力が求められる世の中になってきているので、
大学入学者選抜においても、英語の4技能(読む・聞く・話す・書く)を民間の試験によって評価するらしいです。
(2023年までは民間試験と共通試験を併用 ※大学による利用方法の指定で行われる)
従来型の英検が、英語の民間試験団体の試験として不合格って?
大学入学共通テストで行われる英語の4技能を測る民間試験に、7団体が10種の試験を申請した。
その内合格したのは8種で、それが大学の指定などに応じて受験生が選んで受けることになる試験なのですが、その8種の中に従来型の英検は含まれなかったようです。
その理由として、
1次試験と2次試験で「読む・聞く・書く」の3技能と、「話す」能力を分けてを測る現行の英検は、「1回の試験で4技能全てを評価する」という要件を満たさず、不合格となったようです。
つまり、今現在取得している英検の級は現段階では対象外ということになったということだと思います。
学校からの説明で、受験する日から遡っていつまでが有効になるというような話もきいておりましたが記憶があいまいですのでそのことは明記できません。
(英検も1回の試験で4技能を測る試験も3タイプ申請しており、これらは合格したようです。)
英検が受験しにくくなる?
おそらく、英語の資格試験としては、日本で一番受験者が多いであろう英検ですが、今後は大学入学共通テストの、1回の試験で4技能を測る試験に対応するために人員の確保や設備の準備などにより、今までのように地方の学校などでの実施が難しくなるそうです。
これに合わせて受験料も値上がりされることが決まっており、一番身近だった試験が受け難くなるそうです。。。
地方に住む私。どうなるんでしょうか。。。
今までは地元の学校でやってくれてましたので自分でいかせてたのですがもしかすると前泊したりしないとダメになるかもしれません。
まとめ
この情報は2018年3月現在で、実際に大学入学共通テストが実施されるのは2021年。まだ年月がありますのでいろいろと変わってくると思います。
しっかりと情報をキャッチして、受験で損をさせないよにしてやりたいと思います。