運動会の写真撮影。その望遠レンズを買い足す必要が本当にありますか?

いよいよ運動会。

カメラの電池の充電をしたり、去年の写真をみながら、

「去年はブレた写真や顔が真っ黒の写真がいっぱいだったなぁ」
今年こそバッチリ撮影するぞ!なんて思いながらカメラの準備中。

「やっぱり望遠じゃないとダメなのかなぁ。。。?ウチも買い足そうかな。」

なんて思っちゃいますよね。
でも少し待ってください。

望遠レンズにしたために起こる失敗もあるんです。

望遠レンズを買い足さなくても、L判や2Lサイズぐらいなら
きちんと写す方法があるんです。

望遠レンズを買い足す前にやってみる価値のある、運動会撮影の方法をお伝えます。

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望遠レンズによるデメリット

周りの人が持ってるし、レンズが短いから写らないんだと思って高額な望遠レンズを買って、
それでも運動会の撮影を失敗している人がたくさんいます。

望遠レンズのデメリット

・焦点距離が長くなる分、ブレやすい

昔、鉛筆やペンを人差し指と親指で挟んで持って上下に揺らして、
鉛筆が曲がっているようにみえる遊びしませんでしたか?

その遊びの時、指に近い側はそんなに揺れませんが鉛筆の先のほうはたくさん揺れますよね?

それと同じで、短い焦点距離だと手元に近いので揺れ(ブレ)も少ないですが、手元(カメラ)から
離れると揺れ(ブレ)が大きくなるんです。

この理屈で望遠レンズはよくブレるんんです。

・画面からはみ出る

望遠レンズは狙うところをズームしているので見える範囲がとても狭く(大きく)なります。
これによってお子さんが画面に入ってくるのがわかりにくく、画面の中に収まらず、よく遅れて
画面の外なんてことがよくあります

きちんと写真写せてますか?

望遠レンズを買ったからといって決して写真がうまくなるわけではありません。
厳しいようですが、短いレンズでちゃんと写せない人が望遠レンズを使うと余計にアラが目立ちます。

「運動会撮影に大切な基本」をおさえましょう。

・シャッタースピードは1/500以上
・逆光で撮らない
・演技する方向の事前調査と場所取り
この項目についてはこちらもあわせてどうぞ

運動会での場所の確保。 朝早くからとか前日からとか大変ですよね。あなたが選んで確保したその場所に理由がありますか?ただ...
・脇を締めて構え、出来るだけブラさない
・お子さんが動いている時には連写する

このあたりができていれば大きさは抜きにしてきちんと写っているはずです

そんなに大きく写ってなくても大丈夫

さきほどをお伝えした「運動会撮影に大切な基本」ができたとします。
(ここまでは、望遠レンズのデメリットを考え、手持ちのレンズで撮影したものとします。)

これで、小さくてもお子さんはきっちり写りましたよね?

とりあえずそれができていれば、最近のカメラは画素が大きいので部分的に拡大して
L判や2L判、拡大率によってはもっと大きくプリントしてもあまり荒れません。

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※この部分的に大きくしてプリントすることを「トリミング」といいます。

トリミングしても荒れないのであれば望遠レンズで撮っているのと同じ結果が得られます。

トリミングするという作業が増えますが、
高価なレンズを運動会の時の為だけに買いまして、慣れないレンズで失敗するより
きっちりとなれたレンズで撮影してあとでトリミングするというのもありではないでしょうか?

1:小さくてもきっちりと写す

2:大きくしたい範囲

3:トリミング完成

※周りはぼかしております

まとめ

運動会はお子さんの成長がみられる大切な行事。

ぶっつけ本番で撮影せずに、家ですこし練習してみたり、
事前に写真屋さんに撮影の仕方を聞きに行くなどして
いい写真を残してあげてくださいね。

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