夏休みの宿題で皆さん困るのが自由研究ではないでしょうか?
子供に出された宿題のはずなのに家族ぐるみで取り組むことになってませんか?
そんな家族の夏休みの大仕事。
今年は家族で夜空の星をのんびり眺めながら自由研究してみませんか?
なぜ星についてなのか、どんな星がいいのかなどをご紹介します。
夏休みの自由研究に星の観察を選ぶ理由
数ある自由研究の題材の中でもなぜ星を選ぶのか?
それはずばり答えが出てしまっていることを自分の目で確認することが自由研究になるからです。
例えばよくある
「食パンのカビの生え方」とかは、まずパンを用意し、何日間か放置してカビが生え始めたらそれを毎日記録していきます。少なくとも2週間はかかっちゃいそうですよね。
これって私にとって「サクッ」ではないんですよ。何日もかかっちゃってますもん。
お金を酢につけるとかの変色系、カイワレ大根の栽培みたいな飼育栽培系。
これも「サクっ」ではないので省きます。
他には工作系。工作キットも含みます。
これは子供にやりたいといわれましたが、送られてきたもの、買ってきたものを説明書通りにt作り上げてそれが自由研究といえるのだろうか?という疑問が湧いてきます。
もっと考えればいろいろあるのかもしれませんが
「星の観察」はインターネットや本などに記載されていることを自分の住んでいる場所、もしくは自分の目で確認することが自由研究になります。
つまりは
「考えることが少なそう。」
「うまくすれば一晩の内の数時間で結果がみえる」
これって「サクっ」ではないでしょうか?
だから私は子供に星の観察を勧めました。
夏休みの自由研究で使いやすい星や星座
実際に夏休みに自由研究で星を調べるとしてどんな星座が見つけやすいんでしょうか?
一番メジャーなのは教科書にも出てくる「夏の大三角形」ではないでしょうか?
夏の大三角は、7月ごろには天頂から少し東よりに見えています。
東側をみて、見上げたところあたりにあるいちばん明るく目立つ星が「こと座」のベガです。ベガから右下の方向にありベガよりは光が弱いですがそれでもわかるくらい目立っているのが「わし座」のアルタイルです。ベガからみてアルタイル逆の左下の方向にあるのが「はくちょう座」のデネブです。
この3つの星を結んだ三角形が「夏の大三角」です。8月に近づくほどベガが頭の真上に近づいてきます。
もうひとつ有名なのが
ペルセウス座流星群です。
ペルセウス座流星群についてはこちらをどうぞ。
このような星や星座、流星群もゆっくりと眺めてみましょう。
星座を観察して何を書けばいいの?
実際に星座をみることができました。
さてここからどうやって自由研究になるように書いていけばいいんでしょうか?
まず、自由研究をするためにお父さんお母さんが日が暮れる前の夕方くらいの薄明かりの段階で東側の空を、下の山とか建物が画面の下の方に小さく入るように写真に撮っておきます。
もちろんスマホでOKです。(ほんとは夜いってそのまま感度のいいカメラで下の山の稜線や建物を撮影できたらそれが一番楽です)
そして事前にラップを準備しておきます。
これをスマートフォンやカメラの液晶部分に貼っておきます。
(あとでわかるように液晶の枠の四隅もチェックしておいてくださいね)
そして、目で確認したらその液晶画面にはったラップに星の位置をマジックで記録します。
もちろんアプリで星を書く方法もありです。
それをあとで画用紙や模造紙に描けるように場所を記録しておきます。
これで準備完成です。
あとはこの素材をもとに画用紙や模造紙に書いていきます。
1.いつ見に行ったか?
2.どこに行ったか?
3.どんな感じでみえたか?
4.実際に大三角形を結んで見る
5.次に調べてみたいことを書く
(例えば1時間後にはどれくらい動くのか、場所をかえるとどうみえるか)
6。見た時の感想やまとめ
こんな感じでかけるのではないでしょうか?
ちなみにうちの子は4年生の時にこの方法で模造紙1枚くらいを半日くらいで書いて
けっこうほめられていましたよ。
まとめ
今回は長い期間をかけずにできる夏休みの自由課題について書きました。
もっと丁寧にすればいくらでも増やせるとおもいますが、今回はあくまでも
「サクッと」をテーマにしました。
ぜひ参考になさってみてくださいね。