忙しかった4月も後半にさしかかり、新生活にも少し慣れ始めるころに端午の節句はやってきます。
子供の日と同じ日で5月5日です。
「屋根より高い、鯉のぼり〜♪」にしたかったのですが、庶民の私の家には、鯉のぼり用の大きな柱を立てられるお庭などなく、ベランダにつけるタイプの鯉のぼりを飾ってました。
それでもご近所さんからとても有り難がられました。
端午の節句が5月5日はわかっていますが、
なぜ飾るのか、いつまで出すのか、またそのしまい方を
リサーチしてみました。
どうして端午の節句に鯉のぼりを飾るのか?
鯉のぼりは、鯉の滝登りと言う中国の故事からおこったものだと言われています。
中国の黄河にある竜門という滝を登り切った鯉は竜になったという故事から、急流を登り切る鯉のような、どんな急流(困難や苦労)にもめげず乗り越えて、龍門を登りきった鯉が竜になったように、それを乗り越えられる男の子になって欲しい、という出世を願う気持ちを込めて、鯉を幟にして勢いよく泳ぐ姿を見るために立てたと言われています。
鯉のぼりはいつからいつまでだすの?
鯉のぼりって時々ですが夏頃でもみかける時ありますよね。
飾っておく期間に決まりはあるのでしょうか。。。?
鯉のぼりは、端午の節句に飾るので5月5日前後ということになるでしょう。
実際には3月3日の桃の節句が終わった頃から、いい天気の日に随時だしていってもいいようです。いい天気というのは、出しやすいというだけで決まりではありません。
しまう時期ですが、もちろん端午の節句が終われば片付けてもいいでしょう。
ただ、私の地方では、ご近所のおばあちゃんが教えてくれたのですが、旧暦で飾るため6月1の1週目くらいは飾るようです。
鯉のぼりの上手しまい方
あわせて実家の、鯉のぼりのしまい方を説明します。
天気の良くなりそうな前日にはずして準備しておきます。
翌日、風呂場の浴槽に中性洗剤をいれて1時間程度浸します。
そのあと、もう少し洗剤成分をうすめて浴槽に入り、じゃぶじゃぶと踏んで洗ってました。
おじいちゃんに
「こするなよ」
と言われていたのを思い出します。
そして浴槽の水を抜きもう一度少し水を張って洗剤をはって洗います。
このあと子供二人で鯉のぼりを両サイドからまわしてしぼりました。
そしてそれをはじめ日向でほして半乾きになったらおじいちゃんが日陰に移動していました。
今思うと結構たいへんな作業だったんですね。
子供の頃は一家の年中行事みたいな感じでとても楽しかったような気がします。
(もしかしたらお昼ご飯が楽しかったのかも。。。)
まとめ
最近は祝日に旗もあまり出しませんし、お正月飾りをされる家も減ってきたような気がします。
私自身が、この鯉のぼりが青空を泳ぐ姿をみるのがとても好きなので残ってほしい習慣です。
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