我が家は毎年菖蒲湯に入ります。
忘れていても必ず家族がやってくれるので
「あぁ〜今年もこの日がきたなぁ。。。」
なんて思いながら、普段よりはゆっくりとつかり季節を感じています。
「毎年やってくれるから入っていた」という状態でしたので、
「なぜ入るのか?」からわからないので少し調べてみました。
菖蒲湯に入るのはいつ、何のために入るの?
菖蒲湯は、端午の節句の5月5日の子供の日に入ります。
端午の節句は男の子の節句なのですが菖蒲湯は女の子が入っても大丈夫みたいです。
端午の節句に入りますので、子供関係のことなんだとは思いますが
どんな理由があるのでしょうか?
昔から5月5日は季節の節目とされており、
邪気が発生し、災いをもたらすとされていました。
【厄払い】として
奈良時代から菖蒲は邪気をはらうとされ、家の軒に吊るしたりして、
子供の無病息災を祈願して行われていたそうです。
【勝負?】
菖蒲→勝負と変化し、さらに葉の形が刀ににていることから
子供の健康やまた武術の強さを願うために用いられました
それらの理由から、
端午の節句にお風呂に菖蒲をいれて入るようになったようです。
菖蒲の入手の仕方と菖蒲の入れ方は?
【入手方法】
昔はよくご近所の年配の方が、何家族分も切って届けてくださってました。
最近はなかなかそんな人もいなくなり買うことのほうが増えたと思います。
5月に入ると、園芸屋さんはもちろんスーパーなどにも置いてありますのので
気軽に購入できます。買ったものですと既に束ねてあるのでとても楽ですね。
・我が家の入れ方
昔から我が家の菖蒲湯は少しアレンジして入れています。
(他所のお風呂を見たことがないので普通なのかもしれません)
普通よくみる菖蒲湯の写真は、菖蒲の葉を10枚程度
根元で束ねて浴槽にいれてある写真だと思います。
我が家の場合はさらに真ん中で折るようにしていれてあります。
あんまり折ったりするとよくないのかもしれませんが、
折った部分から成分がたくさん出そうですし、コンパクトになって浴槽で浸かっていても
直接肌に触れる率が下がります。
どんな入れ方をしてもお湯にちゃんと浮きますのでそれをみるだけで
温まるきがしますよ。
菖蒲湯の効能は何かある?
菖蒲湯は、お風呂のお湯に葉っぱを入れるわけですからなにか効能とかありそうですよね?
やっぱりあるんです。
よくあったまると血行促進、肌荒れなどの効能があるそうです。
また,冷え性や筋肉痛,腰痛などの改善にもよいといわれてます。
どうせならいつもより風情や風習を感じながら、
少し長風呂してみるのもいいかもしれませんね。
まとめ
端午の節句に入る菖蒲湯。
昔からのいわれの意味はすこしずつ薄れてきているのかもしれません。
理由が和からずとも端午の節句には、お風呂に菖蒲を入れ菖蒲湯にし、子供や孫と楽しみながらゆっくりとお風呂に入ってみるのはいかがでしょうか?