過ごしやすい季節になると旅行に出かけますよね。
その時、家族や友人たちと観光地の建物の前に並んで写真を撮ったりしませんか?
楽しみにして写真をみてみると、
人は大きく写ってるけど肝心の建物の上が切れているとか、
建物は立派に写ってるけど、肝心の友人や家族が米粒みたいに小さい。。。
こんな経験ありませんか?
人が大きく写って背景が意図しないところできれたりしないような、グループ写真を上手に撮る方法をお伝えします。
どうして屋根が切れて写ったり人が小さく写るの?
背景(建物)とその前に並ぶ人を良い配分で写すにはきちんとした知識が必要なんです。
適当に建物の前に家族を並べてシャッターを押してもなかなか良い配分には写りません。
これは、1眼レフでもコンパクトデジカメでも、もちろん携帯電話でも同じです。
これらは道具のせいではなく、その撮り方をしっているかとか考えてシャッターをおしているかというkとになります。
上手い人の写真はただシャッターを適当におしたのではなく、知らぬ間に良い写真が取れる位置に動いてるんです。
なので上手い人ほどシャッターをおすまでに動いていいポジションを見極めて写真を撮ってるんですよ。
上手に観光地で集合写真を撮るにはまずポジション
観光地などでの記念写真なのでその建物や風景が画面から切れてしまったら嫌ですよね。
なので一番に建物をどのように画面の中に入れる(写す)のかを決めます。
屋根の上まで全部入ってますか?
もし入ってなければそこから数歩下がってのぞいてみましょう。
前よりも建物はちいさくなったけど全部はいりましたか?
建物は動かすことはできないので自分が前に出たり下がったり、またズームの機能をつかって
建物を上手に画面に入れます。
そこまでできたたら第一ステップ終了です。
この、慣れないうちは人が並ぶ前でもいいので建物の入れ方を決め流という作業がとても重要です。これによりひとの後ろの背景(建物や景色)の入り方がきまりました。
被写体の場所をきめましょう
背景の位置が決まったら人に並んでもらいます。
もちろんポーズなどはすきにしていただいたらいいのですがここ注意したいことがあります。
よくあるのが、建物の前が段になっていたりするとなぜか人はそこにたって並ぶ習性があります。そこで撮影者が
「う〜ん。人が遠いなぁ」
なんて思いながら人に近づくと、最初に決めた建物の入り方(背景)がずれてしまいます。
だから、この時には人にカメラの方へ寄ってきてもらうんです。
寄ってきてもらう時もゆっくりと前に来てもらい人が大きく写りなおかつ建物もよく写る位置を決めます。
これで集合写真の構図が決まりました。
建物もきれず人も大きく写りますね。
観光写真の集合写真の撮り方のまとめ
頭に入れておいて欲しいのが、写真に写す人は動かせても建物や景色は動かせないということです。
だからはじめにバックの入れ方をきめて、そのあとにずらす(動くこと)のできる人の位置を決めます。
ひとは段や日陰があると建物のすぐ下にいきたがりますのでそこで
「5歩前とか8歩前」
とか指示を出して人を自分のほうに動かして大きく写してくださいね。
これでかなり上達すると思いますよー。